猪谷川水辺公園

【和歌山】猪谷川水辺公園は優秀すぎるキャンプ場でした!

今回は和歌山県日高川町にある猪谷川水辺公園キャンプ場に行ってきたので
レビューしたいと思います。

アクセス

大阪方面から訪れる場合、有田ICを降りて国道424号線を40分程度走ると到着します。
キャンプ場へ進入する道は落石が多いので気をつけてくださいね。

概要

猪谷川キャンプ場は和歌山県では数少ない
無料で利用できるキャンプ場になります。

使用予約・受付が不要なのでチェックイン・アウトもありません。
好きな時間に来て、好きな時間に帰ってOKです。

また、山の中のキャンプ場なので夜は星空がとても綺麗に見えます。
標高が240mほどある分朝晩は少し冷え込みますので気持ち暖かい用意をすると良いでしょう。

筆者が宿泊した2月は、日高川町の最低気温2度の予報に対して現地では−3度まで下がっていました。

設備

  • 洗い場 2ヶ所(大1、小1)
  • 水洗トイレ 1ヶ所
  • 日帰り温泉 営業時間12〜19時、月火水定休
  • 薪 (あるときだけ)

設備もほどほどに整っていますね。
ただしゴミ箱はないので必ず自分で持ち帰りましょう。

エリアマップ

これが猪谷川水辺公園の案内地図になります。
赤丸部分がキャンプエリア、青丸部分がトレーニングエリアになります。

地図を見ると分かる通りこのキャンプ場は細長いサイトが点在する形になっています。
また、全編フリーサイトとなっています。

それでは、キャンプエリアについて順に説明していきます。

キャンプエリア

Aエリア

このエリアは地図上では休憩所と書かれているところですが、普通にテントを張ることができます。

すぐ近くに洗い場、トイレ、日帰り温泉が揃っています。
またテーブルやベンチも設置されているため、かなりやりたい放題なキャンプができます。

そのためこのエリアは1番人気であると思われます。

しかしスペースはテント3張分位しかないためすぐに満員になってしまいます。

現に筆者が訪れた午後1時頃には満員になっていました。

車の横付けまではできませんが、すぐ後ろに駐車場があるので特に困ることはないでしょう。

また、ここには薪が置いてくれていることがあり、無料で使うことができます。


Bエリア

猪谷川水辺公園

ここにも小さいながら洗い場があります。また温泉も近いため人気のあるエリアだと思われます。

このエリアは車を横付けすることができます。

ここもAエリアと同じく狭いため、車を乗り入れることを考えると2~3張ぐらいの収容がいいところでしょう。

大人数でのグルキャンの場合は、ここを狙ってみるのがいいかもしれませんね。

Cエリア

猪谷川水辺公園

ここは2020年2月現在立ち入ることができません。
落石の影響でしょうか、近くには柵が壊されている部分もありました。

Dエリア

猪谷川水辺公園

今回筆者はここでキャンプを行いました。

スペース的にはここが一番広く、10張程度は収容できそうでした。

サイトは芝でできていますが、筆者のペグは途中で止まってしまったので、鍛造ペグを用意しておくといいかもしれません。

車はすぐ近くの駐車場に停めることができます。
(後になって気づきましたが地図上ではキャンプ・駐車禁止と書かれている部分のようです。いいのかな…)

Eエリア

猪谷川水辺公園

先ほど紹介したDエリアから川を挟んで向かいにあります。

ここは河原が広くなっているため、そこにテントを張ることもできます。

国道424号線から来た際に一番初めに目にするのがこのエリアです。
そのため到着してすぐにここに下りてしまうと、洗い場やトイレが見つからずに少し戸惑うかもしれません。

Fエリア

猪谷川水辺公園

Dエリアの駐車場から奥に続く道を3分ほど歩くと開けた河原にたどりつきます。

上の画像の道を歩いて進みます。

車の乗り入れができないため、荷物が多い場合は少ししんどいと思います。
ここは雨などで増水すると逃げ遅れてしまいそうですね…

ですが案内図にも載っていない場所なので一番の穴場スポットと言えそうです。
静かにキャンプをしたい方におすすめできます。

では次に、トレーニングエリアについてレビューしたいと思います。

トレーニングエリア

1エリア

ここにはテントサイトのDエリアに向かうための橋が架かっています。

この橋の鉄鋼を利用してチンニングを行うことができます。
長さがあるのでSASUKEのクリフハンガーのようなトレーニングも可能です。
川は浅いので途中で落ちてしまうと怪我は避けられません。ご注意ください。

チンニングを行えるキャンプ場はそう多くはないので
個人的にこの点は評価がかなり高いですね。

2エリア

ここでは瞬発力を養えるボックスジャンプを行うことができます。

くるぶし程度の高さから始まり、写真手前が最大で77cmとなっています。

足幅が狭い上、奥に落ちてしまうと怪我をする可能性もあるのでこちらも要注意です。

3エリア

このエリアは河原ですので石を使ったトレーニングになります。

石の大きさも小さいものから大きいものまで揃っています。

ミリタリープレスやタイヤフリップのようにひっくり返すのに適した大きさのものもありますので、高強度のトレーニングを行うことができます。

評価

コスト★★★★★
設備 ★★★☆
筋トレ★★★☆
自由度★★★★☆
総合 ★★★★☆

トイレが1ヶ所しかない等、設備面では少し物足りない部分もありますが、
無料ということを考えると申し分のないスペックであるといえるでしょう。

快適なキャンプをするにはA〜Cエリア
トレーニーはD〜Fエリアでのキャンプをおすすめします!

2020/3/11追記

無料で薪が使えることが分かりました。
これは素晴らしい点でしたので、設備と総合に加点しています。
筆者もヘビーユーザーになりそうです…笑