沢ノ池とは京都市内に位置しながらも山の奥深くにあり、野営もできる池のことで、いわゆる秘境キャンプ場にあたります。
筆者も最近訪れましたが、ここは初めての野営にはちょうどいいところだなと感じました。
そこで今回は、沢ノ池が野営初心者におすすめな理由と、沢の池で野営するにあたっての注意点を紹介したいと思います。
初心者におすすめな理由
理由1:夜でも真っ暗にならない
当然ではありますが沢ノ池に街灯はありません。
ですが市街地が近いため、その明かりで夜でもかなり明るく安心感があります。
さらに昨今のキャンプブームで人が多く、焚き火やランタンの明かりがそこかしこにあるため、より一層の安心感があります。
理由2:薪やかまどの調達が容易
周囲を散策していると先人が残したかまどや薪が見つかることが多いです。
見つけたらありがたく頂戴してしまいましょう。
理由3:近くまで車で乗り入れできる
沢ノ池は駐車場と設営場所の距離が近く、近場のポイントであれば徒歩3分ぐらいしかかかりません。
そのため無理に装備を軽量化する必要がなく、オートキャンプ場と変わらない気持ちで行くことができます。
続いては、沢ノ池で野営をする際の注意点を紹介します。
沢ノ池で野営をするにあたっての注意点
注意点1:冷え込みに注意!
沢ノ池の標高はおよそ380mです。
気温は市街地よりも2〜3℃低くなるので、朝晩の冷え込みには注意したいところです。
注意点2:野生動物に注意!
沢ノ池周辺ではクマの目撃情報が時々挙がるようです。
もしクマの糞を見つけた場合は、クマが近くにいることが考えられますので、速やかにその場を離れるべきです。
設営前には周辺をよく確認することをお勧めします。
クマは11月〜4月頃に冬眠すると言われていますので、なるべく冬に訪れるのが安心かと思います。
冬眠直前の秋頃には食べ物を求めて動きが活発になるといいますので、その時期は避けた方が良いでしょう。
注意点3:花粉症持ちの方は注意!
沢ノ池周辺は杉の木に囲まれています。
スギ花粉症持ちの方はシーズンを避けて行く必要があると思います。
注意点4:携帯の電波が入らないので注意!
道中の林道を含めて沢ノ池周辺は電波が入りにくく、ほとんどが圏外となります。
そのため困ったことがあっても検索に頼ることはできません。
初めての野営には丁度良い沢ノ池ですが、キャンプの経験はある程度積んでから訪れるのがおすすめです。
まとめ
以上が沢ノ池が野営初心者におすすめな理由と注意点になります。
また、別の記事に沢ノ池の全貌をまとめていますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。