和歌山県のキャンプ場は、無料か高いかの両極端であることが多いのですが、
川湯野営場木魂の里は、1泊1500円と比較的安価に利用することができるキャンプ場になります。
今回はそんなお財布に丁度いいキャンプ場のレビューです。
ちなみに読み方は ”かわゆやえいじょうこだまのさと” と読みます。
基本情報
アクセス
川湯野営場は南紀田辺ICから国道311号線を通って約60分、
大阪市からは約3時間ほどの場所にあります。
![](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
この赤い橋を渡ると到着です。
直前に見えるので見逃さないようにしましょう。
利用料金
![川湯野営場料金表](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
利用料金については
- 大人(中学生以上) 800円/泊
- 子供(小学生以下) 400円/泊
プラス駐車料金が
- 車 700円/泊
- 単車 200円/泊
となっています。
ですので、車のソロキャンプであれば一泊1500円となります。
チェックイン/アウト
- チェックイン…自由
- チェックアウト…12:00
チェックインの時間は決められていません。
とはいえ午後9時までに入場しなければいけないようです。
チェックアウトは正午となっていますので、撤収作業も余裕を持って行うことができます。
また、時期にもよりますが基本的にスタッフさんは常駐していません。
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野営場入口の受付には連絡先が書かれています。
ここに電話するとスタッフさんが来てくれますので、その時にお金を払うシステムになっています。
予約について
予約不可、早いもの勝ちとなっています。
特徴
ジビエが楽しめる!
![川湯野営場で食べられるジビエ](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
川湯野営場では、地元熊野産の猪肉と鹿肉を楽しむことができます。
お肉が欲しい時は野営場のスタッフさんに声を掛ければOKです。
このように冷凍で真空パックされているものを持ってきていただけます。
猪肉は薄切りで150g、鹿肉はモモ一枚です。
どちらも500円とお手頃価格となっています。
温泉が楽しめる!
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川湯野営場の名前にもあるように、付近には仙人風呂で有名な川湯温泉があります。
また、少し足を伸ばせば大露天風呂のある渡瀬温泉や、『つぼ湯』が世界遺産に登録されている湯ノ峰温泉などの有名な温泉があります。
チェックイン前や、チェックアウト後に湯巡りはいかがでしょうか。
エリアマップ
![川湯野営場案内図](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
川湯野営場はこのように土・芝サイトと、その奥にあるとても大きな河原サイトで構成されています。
土・芝サイト
![川湯野営場芝サイト](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
土・芝のサイトは普通のオートキャンプ場といった感じです。
フリーサイトとなっていますので、大きなテントでも気兼ねなく設営できます。
川側にはいくらか木が密集している部分があるので
この辺りに設営すれば、少々天気が悪くても濡れずに過ごすことができます。
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洗い場は奥側に一箇所、
ゴミ捨て場は道路側に一箇所あります。
トイレは近くの管理棟にあるものを利用できます。
かまども二箇所備え付けられています。
ここには車の乗り入れはできませんが、隣接する道路で荷物の積み下ろしは可能です。
積み下ろしが終わったら駐車場に移動させましょう。
河原サイト
![川湯野営場河原サイト](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
河原サイトは野営場の奥側に位置するとても大きいサイトです。
このサイトには車の乗り入れが可能です。
もはやどこまでが野営場の敷地なのか分かりませんが、
おそらく歩いて行ける範囲ならばどこでも大丈夫だと思います。
ちなみに一番奥は川によって分断されています。
![川湯野営場芝サイト洗い場](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
洗い場・ゴミ捨て場はサイトの真ん中付近に一箇所だけあります。
トイレは仮設トイレですので気になるかもしれません。
場内設備
川湯野営場内の設備についてです。
管理棟を中心として、色々と設備が固まっています。
![川湯野営場管理棟](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ですが管理棟自体は閉まっています。
![川湯野営場自販機](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
自販機は管理棟のそばに一箇所あります。
アルコールはありません。
![川湯野営場洗い場・洗濯機](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
大きな洗い場もあります。お湯は出ません。
奥に見えるのはトイレで、水洗・ウォシュレット付きのものがあります。
中は結構綺麗にされており、嫌な臭いもありませんでした。
格安キャンプ場において、安心して用を足せるのはポイント高いです。
キャンプ場では珍しく、コイン式洗濯機もあります。
川遊びで汚れた水着などを洗う用だと思われます。
大塔川
![川湯野営場内を流れる川](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
川湯野営場内を流れる川は遊泳が可能です。
エメラルドグリーンが美しい綺麗な川です。
周辺施設
川湯野営場には入浴設備はありませんが、周辺は温泉施設が多くありますので、チェックアウト後に湯巡りを楽しむのも良いと思います。
中でも川湯温泉は歩いて5分ほどの所にありますので、滞在中に訪れるのであればここがお勧めです。
仙人風呂(冬季のみ)
![仙人風呂](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
12〜2月の期間限定になりますが、仙人風呂と言われる巨大な露天風呂に入ることができます。
大塔川を堰き止めて作るこの露天風呂は幅50mにもなるそうで、まさに『1000人』入れそうな勢いです。
この辺りは川底から温泉が湧いており、河原を手で掘ると温泉が出てきます。
![](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ですので、このようにマイ露天風呂を作った跡が随所に見られます。
車で訪れる場合は、仙人風呂から下流に200mほど離れたところの無料駐車場を利用できます。
川湯温泉公衆浴場
![川湯温泉公衆浴場](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
仙人風呂ではシャンプーなどは使用できませんので、頭や体を洗う際はこちらの公衆浴場を利用することになります。
![川湯温泉公衆浴場料金表](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
入湯料は250円と激安です。
ですがドライヤー以外の備え付けはありませんので、タオルやシャンプーなどを忘れてしまうとそこそこ高くつきます。
駐車場は仙人風呂の駐車場と同じ所を使用します。
少し遠いということで目の前に路駐している方も多いですが…。
![川湯温泉公衆浴場前](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ちなみに建物の隣にある駐車場は公衆浴場とは無関係で、有料です。
うっかり留めてしまわないよう注意しましょう。
営業時間は6:30~20:00と夜は早めに閉まってしまいます。
キャンプ滞在中に訪れる際は注意しましょう。
熊野本宮大社
![](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
キャンプでダラダラするのに飽きたら、世界遺産である熊野本宮大社への参拝などはいかがでしょうか。
徒歩で片道1時間ほどかかりますので、結構なハイキングになりますよ。
熊野地方の郷土料理であるめはり寿司も合わせてどうぞ。
帰りに温泉に入って帰ると最高ですね。
まとめ
今回は川湯野営場木魂の里を紹介しました。
大阪からのアクセスは決して良いとは言えませんが、周辺には世界遺産・温泉めぐりなど見どころがたくさんあります。
ぜひ連泊での利用をお勧めしたいキャンプ場です。