和歌山県かつらぎ町にある峠の100円ショップには
いろいろな木材を売っていることで知られていますが、
もちろんキャンプ用の薪もたくさん置かれています。
今回は峠の100円ショップに売っている各種薪について比較してみました。
50円の薪
![](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
特徴
2lペットボトルのダンボール箱いっぱいに木っ端が入っています。
2箱で100円で、この写真は1箱分です。
木っ端の形状は細長いものや板状のもの、小さいものなど大きさはバラバラです。
長い物は25cm程度あるのでフェザースティック作りにもいいのではないでしょうか。
屋根のある場所で売られているためか
すごく乾いているのですぐに燃えてくれます。
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水分計では10%以下の指示でした。
焚き付け用にぜひ買っておきたいですね。
短所
- 特になし
強いていうならば在庫があまりないことでしょうか。
100円の薪
![峠の100円ショップ](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
特徴
直径7cmぐらいある太い薪です。
長さは55cm程度で、3本100円で売っています。
燃料として使うには切って割る必要があるので
斧やノコギリなどの道具が揃っている人にはおすすめできます。
長さ35cm程度で5本100円のものや
長さ15cm程度で10本100円のものもあります。
ノコギリを持っていない方はこちらを購入するのも手かと思います。
ちなみに、この薪の水分量はこんな感じです。
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薪に適した水分量は15〜20%といわれています。
この薪は大体20%前後ですのでおおむね良好といえます。
短所
- 硬い
めちゃくちゃ硬いです。
筆者の持つ2キロの手斧を使ってもなかなか割れてくれません。
非力な女性が割るには結構大変だと思います。
200円の薪
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特徴
結束バンドで束ねられているオーソドックスな薪になります。
量に対して一番安いのはこれですね。
長さは40cm程度でほぼ揃っているので、
大きめの薪ストーブであれば切らなくても入れやすいです。
反面、太さは適度なものから薄ものまであり、安定していません。
薄いものは幅があるので細く割って使うと良いでしょう。
短所
- 濡れている
薪の表面、特に束の中心部分になるほど濡れていました。
野ざらしで売っていたので雨の水分などが含まれてしまっているのでしょうか。
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水分計で測ってみたところ、大体30〜40%という値になりました。
これだけ水分量が多いと薪が燃える際、自身に含まれる水分を蒸発させるのにかなりのエネルギーを使ってしまいます。
つまりそれだけ効率は悪くなるということです。
なので自宅で結束を解いて乾かす必要があります。
焚き火台や薪ストーブの近くで乾かすのもいいですが完全には乾かないです。
もしその日に使うなら燃焼が安定してから少しずつ投入することをおすすめします。
いきなり入れても着火しませんし、一度に沢山いれると最悪消火してしまう可能性もあります。
400円の薪
![峠の100円ショップ](https://gotoarrrcamp.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
特徴
コンテナいっぱいに入った薪は400円で売っています。
雨が降った時のためにきちんと養生されているおかげか
表面が濡れているということもありませんので、すぐに火がつきます。
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ちゃんと乾いていますね。これならバッチリです。
短所
- 量がちょっと少ない
薪の量は200円ものの2倍あるという訳ではありませんね。
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上が200円の薪
下が400円の薪です。
並べ方の問題もあるかも知れませんが
この写真では1.2倍ぐらいに感じますね。
それでも普通に市販されている物と比べてコスパは充分です。
個人的には200円の薪より気に入っています。
実際に燃やしてみた
実際に100円の薪、200円の薪、400円の薪を
大体同じ大きさに切ってから
熾火になっている薪ストーブに同時に入れてみました。
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写真左から100円、200円、400円のものです。
投入してから10分後の写真が次になります。
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水分量が少ないものから早く燃えていることが
お分かりいただけると思います。
特に中央の薪はまだ表面が焦げただけで火がついていません。
熾火の量が少なかったからでしょうか。
結局この後もこの薪に火がつくことはありませんでした。
ホームセンターの薪と比較してみた
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一番左がホームセンターでよく見るダンボールに入った薪です。
これが税込み658円ですので、
峠の100円ショップの薪のコスパの良さがわかるかと思います。
ちなみに、400円の薪をホームセンターの薪の箱に入れるとこんな感じになります。
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これは素晴らしいのではないでしょうか。
結論
焚き付け用にマストな50円の薪
割るのが楽しくて保管もしやすい100円の薪
低コストで一番多く買える200円の薪
即戦力の400円の薪
個人的には400円の薪が一番お気に入りですね!
皆さんもこの店に訪れた際にはぜひ購入してみてはいかがでしょうか。